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オイシックスご採用記念インタビュー:相棒山 × 日本草木研究所

オイシックスご採用記念インタビュー:相棒山 × 日本草木研究所

2025. 12. 02

森に眠る在来スパイス・「生マーガオ」が導く、未来の林業の可能性。 2025年夏、日本草木研究所は九州の林業家さんと連携し、日本”在来スパイス”である「生マーガオ」の産業化に向けた取り組みを開始しました。これまで杉の間伐を中心とした林業を行ってきたお二人が、新たなチャレンジに踏み出す背景とは。現地で収穫に立ち会った際のエピソードや、食と林業の新たな未来について、そして今回Oisixさんにご採用いただいたご感想について、お話を伺いました。 ⚫︎草木研から「生マーガオの実を収穫したい」と相談があった時、どう感じましたか? <中尾さん> 私のスタンスとして、与えて下さる面白そうなアイデアにはとりあえず全乗っかりする。やる事だけ決めて、どうやって実現させるかを考える。と普段から決めています。故に、面白そう!よしやろう!という感想でした。あとは無我夢中でマーガオ探しをしていました。 <牛浜さん> 最初は正直「えっ、これ食べるの?変な人来たな(笑)」と思いました。 今までアオモジは“徐伐で切り捨てる雑木"という認識だったので、本当にびっくりしました。 ずっと 木を切るだけではない林業の新しい可能性 を探していたので、ともちゃん(古谷)のお話を聞いた瞬間にワクワクというか、「いぇーい!」ってなりました。「 新しい林業見ーつけた!」みたいな感じでした。 (代表の中尾さん) ⚫︎このスパイスが、地域の山や経済圏にどのようなメリットを生み出せると期待していますか? <中尾さん> 新しい収入源というだけでなく、新たな雇用や、収穫作業を通じたコミュニケーション、衰退していく地方に、既存の地域おこしとはまた違った、新しい事業も生まれていくような気がします。 古谷さんのような方が地方に足を運んでくださることで、今までなかった視点や、知見を与えてくださるのではないかなと。 <牛浜さん> 難しいことはちょっと分からないけど、アオモジをちぎったり洗ったりを地域の人達にも手伝ってもらって若い女性から年配のご夫婦まで色んな人が輪になって期間限定ではあったけど一緒にお仕事できて「ヨッシャ!」でした。 最初の収穫の時は、作業しながらみんなで 「本当にこれ食べられるのかな?」って半信半疑で。 つまみ食いしてみて「これは辛いぞッッ!!」ってなったり、「昔はつぼみを花瓶に飾るために集めて売ってたよ」なんて話も出てきたりして。 食材として使えるなんて誰も知らなかったけど、 地域によって呼び名は違っても、実は地元の人たちの間ではよく知られていた植物で。そんな発見や会話がきっかけになって、 “アオモジコミュニケーション” が生まれて、楽しくて、貴重な時間になりました。 あともう1つ。 今までの山に一緒に入る人は林業関係者(木を切る人、運ぶ人)だったのが、アオモジ探しにともちゃん(古谷)やお友達が来てくれて誰でも入れるキッカケが見つかったコトがとても嬉しいです。 人と山、森の距離が縮まった感じがしました! ⚫︎自分たちの収穫した林産物が...

オイシックスご採用記念インタビュー:相棒山 × 日本草木研究所

2025. 12. 02

森に眠る在来スパイス・「生マーガオ」が導く、未来の林業の可能性。 2025年夏、日本草木研究所は九州の林業家さんと連携し、日本”在来スパイス”である「生マーガオ」の産業化に向けた取り組みを開始しました。これまで杉の間伐を中心とした林業を行ってきたお二人が、新たなチャレンジに踏み出す背景とは。現地で収穫に立ち会った際のエピソードや、食と林業の新たな未来について、そして今回Oisixさんにご採用いただいたご感想について、お話を伺いました。 ⚫︎草木研から「生マーガオの実を収穫したい」と相談があった時、どう感じましたか? <中尾さん> 私のスタンスとして、与えて下さる面白そうなアイデアにはとりあえず全乗っかりする。やる事だけ決めて、どうやって実現させるかを考える。と普段から決めています。故に、面白そう!よしやろう!という感想でした。あとは無我夢中でマーガオ探しをしていました。 <牛浜さん> 最初は正直「えっ、これ食べるの?変な人来たな(笑)」と思いました。 今までアオモジは“徐伐で切り捨てる雑木"という認識だったので、本当にびっくりしました。 ずっと 木を切るだけではない林業の新しい可能性 を探していたので、ともちゃん(古谷)のお話を聞いた瞬間にワクワクというか、「いぇーい!」ってなりました。「 新しい林業見ーつけた!」みたいな感じでした。 (代表の中尾さん) ⚫︎このスパイスが、地域の山や経済圏にどのようなメリットを生み出せると期待していますか? <中尾さん> 新しい収入源というだけでなく、新たな雇用や、収穫作業を通じたコミュニケーション、衰退していく地方に、既存の地域おこしとはまた違った、新しい事業も生まれていくような気がします。 古谷さんのような方が地方に足を運んでくださることで、今までなかった視点や、知見を与えてくださるのではないかなと。 <牛浜さん> 難しいことはちょっと分からないけど、アオモジをちぎったり洗ったりを地域の人達にも手伝ってもらって若い女性から年配のご夫婦まで色んな人が輪になって期間限定ではあったけど一緒にお仕事できて「ヨッシャ!」でした。 最初の収穫の時は、作業しながらみんなで 「本当にこれ食べられるのかな?」って半信半疑で。 つまみ食いしてみて「これは辛いぞッッ!!」ってなったり、「昔はつぼみを花瓶に飾るために集めて売ってたよ」なんて話も出てきたりして。 食材として使えるなんて誰も知らなかったけど、 地域によって呼び名は違っても、実は地元の人たちの間ではよく知られていた植物で。そんな発見や会話がきっかけになって、 “アオモジコミュニケーション” が生まれて、楽しくて、貴重な時間になりました。 あともう1つ。 今までの山に一緒に入る人は林業関係者(木を切る人、運ぶ人)だったのが、アオモジ探しにともちゃん(古谷)やお友達が来てくれて誰でも入れるキッカケが見つかったコトがとても嬉しいです。 人と山、森の距離が縮まった感じがしました! ⚫︎自分たちの収穫した林産物が...

オイシックスコラボ記念:国産スパイス「生マーガオ」が拓く、食と森の未来。

オイシックスコラボ記念:国産スパイス「生マーガオ」が拓く、食と森の未来。

2025. 12. 02

森に自生する在来スパイスを、新しい森の恵みとして産業化しようとする日本草木研究所。林業従事者の方々とともに、森林の新たな価値創出に挑むプロジェクトです。中でも、今年度より本格的な収穫と栽培が始まった「生マーガオ(アオモジ)」は、 今後の林業のあり方を変えるほどの可能性を秘めたスパイスと言えるかもしれません。今回は、南九州の林業家の方々とともに収穫したこの生マーガオを、 いち早く商品開発に活用してくださったOisixの坂本さん、赤堀さんにお話を伺いました。 ⚫︎日本草木研究所とのお取り組みをどうして実現してくださったのか? <Oisix・坂本さん> きっかけは(坂本さんが審査員を務める)食のピッチイベントで日本草木研究所のプレゼンを聞かせていただいて、(日本の森に対して)あらためて気づかされた点があったことと、純粋にその時にいただいた試食がおいしかった点の2つです。 日本は森が多いこと、海に囲まれていることは当たり前の事実として知っていましたが、どんな課題があるかは個人的には知らなかった。森林を維持していくことが、海の綺麗さや栄養分にもつながることも別の記事では知っていましたが、実際に「今の森林を守ることに大きな課題がある」とその時に感じました。 それを単に寄付という形ではなく、“スパイス”をという商材を通して日本の新しい産業として森を守ろうという活動には可能性があるのではないかと思ったんです。スパイスは海外のものというイメージがありましたが、国産スパイスが新鮮だし本当においしかったです。 <草木研・古谷> 試食いただいた中で、記憶に残っているスパイスはありますか? <Oisix・坂本さん> 生マーガオ×エビですね。食べたことがなかった味で印象に残っています。 2つのスパイス(レモングラスと花椒)を組み合わせたような風味で、一つのスパイスでこんなに深い香りになるのが面白かったです。しっかりとした香りなのに、食材のおいしさを消さずに生かしているところも魅力でした。 ⚫︎お取り組みの決め手は? <Oisix・赤堀さん> まず、坂本さんの熱量が強かったことが印象的でした。なので「これは面白そうだ」と感じました。実際に試食させていただいたときも本当に美味しかったです。 私は水産の領域でキャリアを積んでいますが、水産でもサステナブルな取り組みや新しいことって、やろうとしてもなかなか難しい。それと同じように、森林という、なかなか手をつけにくい領域に取り組んでいることに意義を感じました。 そしてやっぱり、一番の決め手は美味しさです。おいしくなければ開発しようと思わなかった。美味しさが一番大きかったです。<草木研・古谷> 美味しさが一番の動機になった、というご感想はシンプルにとても嬉しいです。 ⚫︎国産マーガオ(アオモジ)に感じた可能性は? <Oisix・赤堀さん> 山椒っぽさとレモングラスっぽさを合わせ持っているのが面白い。他にはなかなかないですよね。奇抜すぎる香りだと料理に落とし込みづらいですが、マーガオは“知っている味”の延長にありつつ、でも確かに新しい。だから入り口として受け入れやすい。 最終的にサワラと合わせましたが、最初はエビやイカなど淡白なものに合わせてみたんです。でも香りが立ちすぎてバランスが崩れた。逆にクセの強い魚だとスパイスが負けてしまう。その中間のちょうど良いところがサワラでした。 サワラはサバ科で赤身魚ではありますが、白身に近い淡泊さと身質の柔らかさがあり、香りとの相性が良かった。何度も試作して、最終的にサワラが一番でした。 開発期間は半年以上。ミールキットは通常3ヶ月で開発しますが、今回はスパイスの素材自体が未知だったので、とにかく試作の数が多かったです。社内でも「難しい」という声が上がっていましたが、最終的には納得がいくところまでは来ました。 でもまだもっと良くできる余地はあると思います。今は入り口に立ったばかり。さらに複雑な味を追求できると思います。 <草木研・古谷> Oisixさんのサワラ×生マーガオを試食させていただいた時に、お世辞抜きにとんでもなく美味しかったので、これがゴールだと私は思っていたのですが、まだまだ追求できるという探究心はとても心強いですし、今後が楽しみで嬉しいです。 ⚫︎森や山の方へ、メッセージをお願いします。 <草木研・古谷> 林業従事者の方も読まれると思います。最後にひとことお願いします。 <Oisix・坂本さん>...

オイシックスコラボ記念:国産スパイス「生マーガオ」が拓く、食と森の未来。

2025. 12. 02

森に自生する在来スパイスを、新しい森の恵みとして産業化しようとする日本草木研究所。林業従事者の方々とともに、森林の新たな価値創出に挑むプロジェクトです。中でも、今年度より本格的な収穫と栽培が始まった「生マーガオ(アオモジ)」は、 今後の林業のあり方を変えるほどの可能性を秘めたスパイスと言えるかもしれません。今回は、南九州の林業家の方々とともに収穫したこの生マーガオを、 いち早く商品開発に活用してくださったOisixの坂本さん、赤堀さんにお話を伺いました。 ⚫︎日本草木研究所とのお取り組みをどうして実現してくださったのか? <Oisix・坂本さん> きっかけは(坂本さんが審査員を務める)食のピッチイベントで日本草木研究所のプレゼンを聞かせていただいて、(日本の森に対して)あらためて気づかされた点があったことと、純粋にその時にいただいた試食がおいしかった点の2つです。 日本は森が多いこと、海に囲まれていることは当たり前の事実として知っていましたが、どんな課題があるかは個人的には知らなかった。森林を維持していくことが、海の綺麗さや栄養分にもつながることも別の記事では知っていましたが、実際に「今の森林を守ることに大きな課題がある」とその時に感じました。 それを単に寄付という形ではなく、“スパイス”をという商材を通して日本の新しい産業として森を守ろうという活動には可能性があるのではないかと思ったんです。スパイスは海外のものというイメージがありましたが、国産スパイスが新鮮だし本当においしかったです。 <草木研・古谷> 試食いただいた中で、記憶に残っているスパイスはありますか? <Oisix・坂本さん> 生マーガオ×エビですね。食べたことがなかった味で印象に残っています。 2つのスパイス(レモングラスと花椒)を組み合わせたような風味で、一つのスパイスでこんなに深い香りになるのが面白かったです。しっかりとした香りなのに、食材のおいしさを消さずに生かしているところも魅力でした。 ⚫︎お取り組みの決め手は? <Oisix・赤堀さん> まず、坂本さんの熱量が強かったことが印象的でした。なので「これは面白そうだ」と感じました。実際に試食させていただいたときも本当に美味しかったです。 私は水産の領域でキャリアを積んでいますが、水産でもサステナブルな取り組みや新しいことって、やろうとしてもなかなか難しい。それと同じように、森林という、なかなか手をつけにくい領域に取り組んでいることに意義を感じました。 そしてやっぱり、一番の決め手は美味しさです。おいしくなければ開発しようと思わなかった。美味しさが一番大きかったです。<草木研・古谷> 美味しさが一番の動機になった、というご感想はシンプルにとても嬉しいです。 ⚫︎国産マーガオ(アオモジ)に感じた可能性は? <Oisix・赤堀さん> 山椒っぽさとレモングラスっぽさを合わせ持っているのが面白い。他にはなかなかないですよね。奇抜すぎる香りだと料理に落とし込みづらいですが、マーガオは“知っている味”の延長にありつつ、でも確かに新しい。だから入り口として受け入れやすい。 最終的にサワラと合わせましたが、最初はエビやイカなど淡白なものに合わせてみたんです。でも香りが立ちすぎてバランスが崩れた。逆にクセの強い魚だとスパイスが負けてしまう。その中間のちょうど良いところがサワラでした。 サワラはサバ科で赤身魚ではありますが、白身に近い淡泊さと身質の柔らかさがあり、香りとの相性が良かった。何度も試作して、最終的にサワラが一番でした。 開発期間は半年以上。ミールキットは通常3ヶ月で開発しますが、今回はスパイスの素材自体が未知だったので、とにかく試作の数が多かったです。社内でも「難しい」という声が上がっていましたが、最終的には納得がいくところまでは来ました。 でもまだもっと良くできる余地はあると思います。今は入り口に立ったばかり。さらに複雑な味を追求できると思います。 <草木研・古谷> Oisixさんのサワラ×生マーガオを試食させていただいた時に、お世辞抜きにとんでもなく美味しかったので、これがゴールだと私は思っていたのですが、まだまだ追求できるという探究心はとても心強いですし、今後が楽しみで嬉しいです。 ⚫︎森や山の方へ、メッセージをお願いします。 <草木研・古谷> 林業従事者の方も読まれると思います。最後にひとことお願いします。 <Oisix・坂本さん>...

採用を開始しました。We're hiring.

採用を開始しました。We're hiring.

2025. 11. 20

◼︎はじめに   この度は、ご覧くださりありがとうございます。日本草木研究所は変わった会社だと思います。将来的には、山や森に関わる人たちや、日本の食品企業たちが、自発的に新しい森林循環を作っていくことができれば、日本草木研究所は役目を終え、自然に還っていく倒木のように静かに姿を引くことも一つの理想と捉えています。     私たちが作りたいのは、一人でも多くの人の心に自然への眼差しが宿るような、新しい流れや概念です。なので自社の利益を追求し、ベンチャーとして上場を目指しているわけではないですし、いくつかの事業内容がありますがどれが一番重要であるかは時間経過で変わっていくと思います。ですが非営利団体でもありません。経済活動がちゃんと伴う形で渦を作り、それが継続可能な形になることを願っています。弊社は関わる人も仕事の幅も広いため、困難に感じる瞬間もあるかもしれません。その一方で、まだ誰も踏み入れていない領域を共に切り拓き、未来の森林循環を具体的に形作っていくという、意義とやりがいがあると思います。   ◼︎事業領域 弊社ではこれまでに"人と森の新たな接点づくり"を、いくつかの領域で行ってきました。自社商品販売を行うブランド事業から、徐々に領域を拡張しています。 既存事業領域は主に三つです: ______________________________________________ ⚫︎一つ目は、オンラインサイト上でも販売する食品や飲料の直接販売・卸販売等。(自社商品販売事業) ⚫︎二つ目は、山で収穫した在来のスパイスやハーブ等を食品原料としてレストランや国内メーカーに卸販売すること。(原料卸事業) ⚫︎三つ目は、草木研の植物や森への知見やコンテンツ開発力を活かし他社様の商品開発・店舗開発・ホテル開発・観光コンテンツ開発等の業態開発を伴走し、その先に継続的な森の経済循環を目指すこと。 ______________________________________________ 小規模でまだ日も浅いですが、この4年間で大きく手を広げてきました。その手の上には、少し出てきた芽・いつか咲きそうな種たち・そしてたくさんの希望が乗っています。 もちろんスキルも大切ですが、これから新しく進めていくことが沢山あり、日々挑戦の環境であるため「自分ごととして育てていきたい」と思ってくださる方とご一緒したいと思います。   ◼︎すべての役職において共通する採用条件 ***************************************************************** 🌳林業という固定化した産業の中で、新たな産業をつくる気持ちで挑んでいます。そのため変化に対して、前向きで柔軟に対応するだけでなく、自ら変化を起こせる方を期待します。 🌳状況や気持ちについて、言語化することを厭わない方。コミュニケーションをとりながら決めていくことが多くなるため、言語化を面倒ではなく重要なことだと考える方との相性が良いです。 🌳互いの仕事を認め合うことができ、その上で解決するべきことがある場合は、ポジティブに伝えられること。批判ではなく改善をしていきたいです。 🌳自分で役割や仕事を探せること。「ここまでが自分の仕事」「こうしたら本当はもっと良くなるけどここまで」という考えではなく、最善で考えてくださり役割を見つけてくださる方と共に進化をしたいです。 🌳草木研が目指す価値観・活動・世界観(センス)に、自身の価値観を重ねられるレベルで共感があること。もしくはもう少しでそうなるので、共に草木研の価値観や活動をアップデートし最高な状態を目指したいと思える方。 ***************************************************************** ◼︎職種別応募内容 【PM】 :本ポジションは、今後の事業成長において重要な役割を担うことを期待しています。 :複数のプロジェクトが並行して進み、変化が早い環境です。代表や外部パートナーとの議論を通じ、都度の方針転換も含め、状況を整理して、自ら先回りをした判断と推進ができる業務設計力のある方を求めています。...

採用を開始しました。We're hiring.

2025. 11. 20

◼︎はじめに   この度は、ご覧くださりありがとうございます。日本草木研究所は変わった会社だと思います。将来的には、山や森に関わる人たちや、日本の食品企業たちが、自発的に新しい森林循環を作っていくことができれば、日本草木研究所は役目を終え、自然に還っていく倒木のように静かに姿を引くことも一つの理想と捉えています。     私たちが作りたいのは、一人でも多くの人の心に自然への眼差しが宿るような、新しい流れや概念です。なので自社の利益を追求し、ベンチャーとして上場を目指しているわけではないですし、いくつかの事業内容がありますがどれが一番重要であるかは時間経過で変わっていくと思います。ですが非営利団体でもありません。経済活動がちゃんと伴う形で渦を作り、それが継続可能な形になることを願っています。弊社は関わる人も仕事の幅も広いため、困難に感じる瞬間もあるかもしれません。その一方で、まだ誰も踏み入れていない領域を共に切り拓き、未来の森林循環を具体的に形作っていくという、意義とやりがいがあると思います。   ◼︎事業領域 弊社ではこれまでに"人と森の新たな接点づくり"を、いくつかの領域で行ってきました。自社商品販売を行うブランド事業から、徐々に領域を拡張しています。 既存事業領域は主に三つです: ______________________________________________ ⚫︎一つ目は、オンラインサイト上でも販売する食品や飲料の直接販売・卸販売等。(自社商品販売事業) ⚫︎二つ目は、山で収穫した在来のスパイスやハーブ等を食品原料としてレストランや国内メーカーに卸販売すること。(原料卸事業) ⚫︎三つ目は、草木研の植物や森への知見やコンテンツ開発力を活かし他社様の商品開発・店舗開発・ホテル開発・観光コンテンツ開発等の業態開発を伴走し、その先に継続的な森の経済循環を目指すこと。 ______________________________________________ 小規模でまだ日も浅いですが、この4年間で大きく手を広げてきました。その手の上には、少し出てきた芽・いつか咲きそうな種たち・そしてたくさんの希望が乗っています。 もちろんスキルも大切ですが、これから新しく進めていくことが沢山あり、日々挑戦の環境であるため「自分ごととして育てていきたい」と思ってくださる方とご一緒したいと思います。   ◼︎すべての役職において共通する採用条件 ***************************************************************** 🌳林業という固定化した産業の中で、新たな産業をつくる気持ちで挑んでいます。そのため変化に対して、前向きで柔軟に対応するだけでなく、自ら変化を起こせる方を期待します。 🌳状況や気持ちについて、言語化することを厭わない方。コミュニケーションをとりながら決めていくことが多くなるため、言語化を面倒ではなく重要なことだと考える方との相性が良いです。 🌳互いの仕事を認め合うことができ、その上で解決するべきことがある場合は、ポジティブに伝えられること。批判ではなく改善をしていきたいです。 🌳自分で役割や仕事を探せること。「ここまでが自分の仕事」「こうしたら本当はもっと良くなるけどここまで」という考えではなく、最善で考えてくださり役割を見つけてくださる方と共に進化をしたいです。 🌳草木研が目指す価値観・活動・世界観(センス)に、自身の価値観を重ねられるレベルで共感があること。もしくはもう少しでそうなるので、共に草木研の価値観や活動をアップデートし最高な状態を目指したいと思える方。 ***************************************************************** ◼︎職種別応募内容 【PM】 :本ポジションは、今後の事業成長において重要な役割を担うことを期待しています。 :複数のプロジェクトが並行して進み、変化が早い環境です。代表や外部パートナーとの議論を通じ、都度の方針転換も含め、状況を整理して、自ら先回りをした判断と推進ができる業務設計力のある方を求めています。...

リジェネラティブ・カンパニー・アワード 2025 by WIREDを受賞

リジェネラティブ・カンパニー・アワード 2025 by WIREDを受賞

2025. 10. 29

『WIRED』日本版が開催する「リジェネラティブ・カンパニー」のアワードにて、草木研がこの度受賞を果たした。 2023年発売の「リジェネラティブ・カンパニー」号を起点に、23年は「リジェネラティブ・カンパニー」をテーマに、24年は「リジェネラティブ・シティ」をテーマにアワードを開催したWIREDが、過去の「リジェネラティブ・カンパニー」や「リジェネラティブ・シティ」号におけるアドバイザーや協力者、掲載した企業や団体を率いる方々にカンパニー推薦を行い、その結果を踏まえ、2025年度も『WIRED』日本版編集部が4社を選出。 その一つとして「日本草木研究所」が選出された。 推薦の基準としては下記「リジェネラティブ・カンパニー」の3原則を満たす企業・団体としている。 _________________________________ 1.MULTI-STAKEHOLDER“代弁者なき”ステークホルダーにポジティブな影響を与える 2.PLURAL CAPITAL多元的な資本を生み出し、その価値を測定する 3.SYSTEM CHANGE複雑なシステムに介入し、修復する (参考リンク:https://wired.jp/article/the-regenerative-company-award-2025-result/) _________________________________ 草木研・選出理由 これまで見過ごされてきた全国の山に眠る植物に注目し、その「食材としての可能性」を発掘。自社製品開発や飲食店への原料卸を実施することで、新たなる文化提案を行なっている。 食用植物資源の価値化を通じて、「林業の活性化」や「持続可能な食材供給」などの複数の課題解決や、森林の経済循環を実現しようとしている。 山野の資源と生活者の多様な接点を新たにつくることで、生活者の森や山へのパーセプションやその関係性を変えようとしている。 _________________________________ 授賞式では、シーベジタブル社とのトークセッションもあり、 海と山双方でリジェネラティブなフード産業を目指すことを語りました。 この度は受賞をいただき、ありがとうございます。

リジェネラティブ・カンパニー・アワード 2025 by WIREDを受賞

2025. 10. 29

『WIRED』日本版が開催する「リジェネラティブ・カンパニー」のアワードにて、草木研がこの度受賞を果たした。 2023年発売の「リジェネラティブ・カンパニー」号を起点に、23年は「リジェネラティブ・カンパニー」をテーマに、24年は「リジェネラティブ・シティ」をテーマにアワードを開催したWIREDが、過去の「リジェネラティブ・カンパニー」や「リジェネラティブ・シティ」号におけるアドバイザーや協力者、掲載した企業や団体を率いる方々にカンパニー推薦を行い、その結果を踏まえ、2025年度も『WIRED』日本版編集部が4社を選出。 その一つとして「日本草木研究所」が選出された。 推薦の基準としては下記「リジェネラティブ・カンパニー」の3原則を満たす企業・団体としている。 _________________________________ 1.MULTI-STAKEHOLDER“代弁者なき”ステークホルダーにポジティブな影響を与える 2.PLURAL CAPITAL多元的な資本を生み出し、その価値を測定する 3.SYSTEM CHANGE複雑なシステムに介入し、修復する (参考リンク:https://wired.jp/article/the-regenerative-company-award-2025-result/) _________________________________ 草木研・選出理由 これまで見過ごされてきた全国の山に眠る植物に注目し、その「食材としての可能性」を発掘。自社製品開発や飲食店への原料卸を実施することで、新たなる文化提案を行なっている。 食用植物資源の価値化を通じて、「林業の活性化」や「持続可能な食材供給」などの複数の課題解決や、森林の経済循環を実現しようとしている。 山野の資源と生活者の多様な接点を新たにつくることで、生活者の森や山へのパーセプションやその関係性を変えようとしている。 _________________________________ 授賞式では、シーベジタブル社とのトークセッションもあり、 海と山双方でリジェネラティブなフード産業を目指すことを語りました。 この度は受賞をいただき、ありがとうございます。

25.11.10 森のカンファレンス番外編開催

Public recording event at the edible garden

2025. 10. 17

We would like to learn more about nature from everyone, and to record it.  Starting this year, the Somokiken has decided to start a podcast called "Mountain, River, Plant Encyclopedia."...

Public recording event at the edible garden

2025. 10. 17

We would like to learn more about nature from everyone, and to record it.  Starting this year, the Somokiken has decided to start a podcast called "Mountain, River, Plant Encyclopedia."...

初のルームフレグランス発売へ

初のルームフレグランス発売へ

2025. 10. 16

本日より、日本草木研究所がはじめてのルームスプレーを発売開始。 ひとかけで、森林ヴェールをダイニングに。 一番好きな朝の森の香りを食卓やお部屋へ。 そんなコンセプトで作りました。     私たちが最も愛する朝の森の情景を、 ひと瓶にうつしたいっぽん。 サステナブルに収穫できる天然精油を使用し、 山に負担がない商品にしあげています。 間伐するべきアカマツ、 育成の間ででる剪定したタチバナ(日本在来柑橘)の葉、 管理の際に伐採されたクロベ、 などを中心に香りの配合を行っています。 食卓でもお使いいただけるような、 食馴染みの良い香りでもあり、 もちろんベッドルームやリビングでもお使いいただける 香りをクリエイション。 日本草木研究所はじめてのフレグランスになり、 数量限定の売り切り商品となります。 内容量:100ml  

初のルームフレグランス発売へ

2025. 10. 16

本日より、日本草木研究所がはじめてのルームスプレーを発売開始。 ひとかけで、森林ヴェールをダイニングに。 一番好きな朝の森の香りを食卓やお部屋へ。 そんなコンセプトで作りました。     私たちが最も愛する朝の森の情景を、 ひと瓶にうつしたいっぽん。 サステナブルに収穫できる天然精油を使用し、 山に負担がない商品にしあげています。 間伐するべきアカマツ、 育成の間ででる剪定したタチバナ(日本在来柑橘)の葉、 管理の際に伐採されたクロベ、 などを中心に香りの配合を行っています。 食卓でもお使いいただけるような、 食馴染みの良い香りでもあり、 もちろんベッドルームやリビングでもお使いいただける 香りをクリエイション。 日本草木研究所はじめてのフレグランスになり、 数量限定の売り切り商品となります。 内容量:100ml